毎日日記をつけよう
毎日運動をしよう
ダイエットを成功させよう
そんな決断をして挫折したことありませんか?
ビジネスのご相談でも継続する力がなくて
困っているというお悩みが本当に多いです。
そんな人にはぜひ『習慣』を取り入れてみて
ほしいですね。
私のクライアントさんに『自分を変える習慣力』
という15万部も売れた本の著者がいます。
そんな『習慣力』の専門家から直々に『習慣』
についての話を聞いてきました。
「なぜ習慣を身につけるのが難しいのか?」
それは自分にとってかなりハードルの高い
ことからチャレンジしようとしているから
だそうです。
今、話題のイチロー選手の例え話をして
もらいましたが、イチロー選手は高校生の頃に、
毎日10分素振りをしようと決めたそうです。
毎日10分なんて少ないと思うでしょうが、
そのやり続けたことがイチロー選手にとって
大きな自信と力になったというのです。
また、イチロー選手は一度も大きな怪我をして
いないそうですが、それには理由があって、
歩いている時に階段とスロープがあれば、
階段を選ばずスロープを歩くので怪我をしない
習慣を身につけているんですね。
イチロー選手は、野球選手としては恵まれた
体格を持っている選手ではないので、
常に成果を出すためにはどうしたらいいのか
選手としてあり続けるにはどうしたらいいのかを
考えて習慣力を身につけたのでしょう。
そんなイチロー選手から学ぶべきことは、
習慣をつけたいのであれば
『無理をしないこと』です。
例えば、「今日からランニングを始めるぞ」
という決心をすると走ったこともない人が
いきなり10キロ走ろうとしたらどうでしょう。
ランニングというと10キロくらいは走らないと
ダメだろうという考えがあってはじめるのですが、
やはり体が辛くなってくるので3日と持たない
そうするとランニングをやめてしまう。
これは自分にできそうにないことを選んで
はじめてしまうからだそうです。
では、ランニングという習慣をつけたいので
あれば自分が物足りないと思うような距離から
はじめてみるのがよいそうです。
1キロくらいの距離からはじめると体もラクで
ランニングをしても楽しく走ることができるし
1キロという目標を毎日達成できるので自信も
でてきます。
その話を聞いて、私がいつも挫折していたのは、
そういうことだったのか・・・と納得でした。
これはビジネスにおいても同じです。
まだ慣れないうちから、一度に必要なことを
全部やりはじめると無理がきてしまいます。
それよりは、早起きをして30分仕事をする時間を
確保するところからはじめて、
その30分にできることを集中してやってみる。
そんな小さな習慣であってもそれが積み重なると
大きな効果がでてくるのです。
これまでのお話を聞かれて、習慣の
コツがおわかりになったでしょうか。
毎日コツコツと積み重ねていくためには
自分がラクにできることが大切ですので
できることからはじめてみてください。