商品・サービス

高額な方が喜んでもらえるってホント?

起業をするときに大切な「メニュー」作り

とくに「価格」については悩みますよね。

もし価格競争に巻き込まれてしまうと、

大変なことになってしまいます。

「吉野家」「すき家」「松屋」の価格競争も

どんどん値段が下がり280円までに・・・

消費者としては嬉しいけれど、

働く人たちにとっての

問題にもなっていましたよね。

ところで・・・

価格を決めるときに多くの人が

「値段が安いほうがお客は喜んでくれる!」

と思っているようですが・・・

それって、本当にそうなのでしょうか?

◆◇◆◇

東京駅デパ地下のミート矢澤で販売されている

『極味弁当』ってご存知でしょうか。

2012年に発売されたそのお弁当は、

なんと、10,000円です。

でも発売されてからずっと売れ続けています。

1万円の弁当が売れるなんて驚きですよね!

でも、本当に買っている人がいるんですよ。

昨年は、ディーンフジオカさんが行った

お店ということでも有名になりましたが、

購入しているのは有名人ばかりではありません。

セレブたちの間では

1万円でこのクオリティのお弁当が食べられるのは

お得だと評判が高く、会社員や主婦たちも

「たまには贅沢を」と購入をしているようです。

ミート矢澤の例だけではなく・・・

実は、他にも250万円もする高級カメラや、

高級ブランド品、海外輸入車などなど

高額商品の消費は高まっています。

これは、リーマンショックや大震災を経て

今を楽しみ、大事に生きようという人が増え

価値のあるものを求める心理からではないか

とのことなのです。

高いのと安いのとが並んでいたら、

迷わず「高い方を買う!」という人が

一定の割合で存在します。

身近な例で言うと、北岡さんもその一人。

松竹梅なら、迷わず松を選ばれます(^_^;)

安いものを求めている人たち向けのサービスも

確かに必要ですが、

価格が高くてもよいものであれば購入したいという

ニーズがあることも忘れないでくださいね。

◆◇◆◇

それにもう1つ、

価格を高くすることでいいことがあります。

それは、価格を高くすると

いいクライアントが集まりやすくなるということ。

安い方がいいや。というクライアントは、

やっぱり金払いも悪くなります。

価格だけが判断基準になっていると、

あなたの価値を感じてもらいにくく、

その後のお付き合いも大変です。

価格が高くても、

ちゃんとあなたの価値をわかってくれる

いいクライアントとお付き合いしたいですよね。

それには、思い切って価格を上げてみる、

というのもいい方法なのです。

あなたの商品やサービスの価格、

高額にすることはできないでしょうか?

ぜひ一度見なおしてみてくださいね。