起業をするときに大切な「メニュー」作り
とくに「価格」については悩みますよね。
もし価格競争に巻き込まれてしまうと、
大変なことになってしまいます。
「吉野家」「すき家」「松屋」の価格競争も
どんどん値段が下がり280円までに・・・
消費者としては嬉しいけれど、
働く人たちにとっての
問題にもなっていましたよね。
ところで・・・
価格を決めるときに多くの人が
「値段が安いほうがお客は喜んでくれる!」
と思っているようですが・・・
それって、本当にそうなのでしょうか?
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東京駅デパ地下のミート矢澤で販売されている
『極味弁当』ってご存知でしょうか。
2012年に発売されたそのお弁当は、
なんと、10,000円です。
でも発売されてからずっと売れ続けています。
1万円の弁当が売れるなんて驚きですよね!
でも、本当に買っている人がいるんですよ。
昨年は、ディーンフジオカさんが行った
お店ということでも有名になりましたが、
購入しているのは有名人ばかりではありません。
セレブたちの間では
1万円でこのクオリティのお弁当が食べられるのは
お得だと評判が高く、会社員や主婦たちも
「たまには贅沢を」と購入をしているようです。
ミート矢澤の例だけではなく・・・
実は、他にも250万円もする高級カメラや、
高級ブランド品、海外輸入車などなど
高額商品の消費は高まっています。
これは、リーマンショックや大震災を経て
今を楽しみ、大事に生きようという人が増え
価値のあるものを求める心理からではないか
とのことなのです。
高いのと安いのとが並んでいたら、
迷わず「高い方を買う!」という人が
一定の割合で存在します。
身近な例で言うと、北岡さんもその一人。
松竹梅なら、迷わず松を選ばれます(^_^;)
安いものを求めている人たち向けのサービスも
確かに必要ですが、
価格が高くてもよいものであれば購入したいという
ニーズがあることも忘れないでくださいね。
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それにもう1つ、
価格を高くすることでいいことがあります。
それは、価格を高くすると
いいクライアントが集まりやすくなるということ。
安い方がいいや。というクライアントは、
やっぱり金払いも悪くなります。
価格だけが判断基準になっていると、
あなたの価値を感じてもらいにくく、
その後のお付き合いも大変です。
価格が高くても、
ちゃんとあなたの価値をわかってくれる
いいクライアントとお付き合いしたいですよね。
それには、思い切って価格を上げてみる、
というのもいい方法なのです。
あなたの商品やサービスの価格、
高額にすることはできないでしょうか?
ぜひ一度見なおしてみてくださいね。